・なぜ、占いの人気が衰えないのか?
・バーナム効果を高める4つの条件
・悪質コンサルは、どんな企業でも当てはまる話をして、どこに反応をするかを探ります。

 

彼(彼女)らは、どんな企業でも当てはまる話をして、どこに反応をするかを探ります。「そう言えば、以前大きな改革をした時に……」と相手が自ら情報を提供したら、「ですよね。それが問題の元凶なのです」と返して、さらなる信用を勝ち取ります(コールドリーディングと呼びます)。 そんな輩が御社に来たらご用心。「バーナム効果ですよね」とやり返してやりましょう。

堀公俊氏が悪質コンサルの手口について解説しています。それは、占い師のやり方と同じで、曖昧な言い方で誰もが当てはまってしまう方法を用います。それはバーナム効果と呼ばれるものです。
現在の状況をどのようにも取れる言い回しで、自分の会社の状況が当てはまっていると思わせます。それで信用をしてしまうことになり、コンサルの口車に乗ってしまうのです。
また、あくまでポジティブ内容にすることで、同意を得やすいように仕向けます。そしてさらに信用させる方法として、権威のある人がこのように言っていると聴かせます。それによって内容にかかわらず信用度は増してしまいます。
このようなバーナム効果を使った手口で、悪質コンサルはアプローチしてきます。
それがわかっていてもいざその場になった時に、悪質コンサルを見分けられるかは、とても難しことだと思います。
言っていることの本質が、真実を語っているのか、バーナム効果を用いた言葉なのか、明確な違いが分かる方法があればよいのですが、それはまずないのでしょう。
そんな時の微妙な判断材料になってしまうかもしれませんが、決め手は相手の人間性だと思います。
それも分かり易い判別方法はありませんが、話し方や態度で見分けることしかないのかもしれません。
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