こんにちは、都築寛史です。

・江戸時代に内藤新宿が開かれて以来の「新宿の総鎮守(守り神)」花園神社で、11月の酉の日に行われる商売繁盛のお祭りが酉の市です。
・花園神社の酉の市の最大の特長といえるのが、境内でひらかれる「見世物小屋」です。現存する最後の見世物小屋「大寅興行社」が興行しています。
・そしてさまざまな屋台が境内からJR新宿駅付近まで軒を連ねています。

11月の酉の日に行われる商売繁盛のお祭りが「酉の市(大酉祭)」で、「関東三大酉の市」のひとつに数えられるのが、江戸時代に内藤新宿が開かれて以来の「新宿の総鎮守(守り神)」花園神社である。

11月の酉の日に行われる商売繁盛のお祭りが「酉の市(大酉祭)」です。「関東三大酉の市」のひとつに数えられるのが、江戸時代に内藤新宿が開かれて以来の新宿の総鎮守・花園神社です。毎年60万人が訪れ、露店軒数は約280店にもなります。中でも、花園神社の酉の市の最大の特長となっている、境内で開かれている「見世物小屋」です。現存する最後の見世物小屋「大寅興行社」が興行していて、現在は劇団とコラボレーションしながらパフォーマンスを行なっています。
花園神社は、多くの露店で、威勢よく手締めして「縁起熊手」を売る祭の賑わいは、年末の風物詩になっています。
また、1967年に唐十郎が率いるアングラ劇団「状況劇場」が紅テント公演をするにあたって、境内を提供したことでも有名です。その境内で引き続き開かれている見世物小屋も、近年では見ることのできない興業になっています。
放っておいたら消えていってしまう日本の文化を、花園神社は継続してくれています。しかし、いつまで続けられるのでしょうか。
続けられる場所があるので、現存する最後の見世物小屋「大寅興行社」も頑張っていつまでも続けて欲しいと思います。

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