・ある程度の年代の人は、以前は巨大掲示板群「2ちゃんねる」が、かなり“あやしい”存在だったことを覚えているでしょう。
・当時の“名無しさん”たちに取材したところ、返ってきたのは、一般に根付いているイメージとは大きく異なるものでした。
・匿名掲示板”がなくなってしまったら、「ネット上の居場所」「表現したいことを表現する自由」を喪失したような感覚を覚える人が、少なからず現れるのではないでしょうか。

 

“昔ながらの匿名掲示板”がなくなってしまったら―― ちょっと大げさかもしれませんが、「ネット上の居場所」「表現したいことを表現する自由」を喪失したような感覚を覚える人が、少なからず現れるのではないでしょうか。

巨大掲示板群「2ちゃんねる」は、かなり怪しい存在だったことを覚えています。匿名で掲示板に書き込むことで、無法地帯のような感覚で見ていました。それが20年も続いているのは不思議なことです。
その頃、匿名で掲示板に書き込んでいた人の話では、情報収集のツールとして役に立っていることもあったようです。また、自分の存在がそこにあったと語っています。
名無しさんで、自分の意見を書き込んでも、それは自分の意見ではありません。
また、掲示板で交流があったとしても、それは勘違いなのではないでしょか。
電車男のドラマのように、匿名の方が助けてくれることもあったかもしれませんが、本気で助けてくれているのではないです。想像上のアドバイスをするだけなので、結果についての責任は一切負うことがない前提になっています。
本当の人間関係は、相手が困っていたり、迷っていたりしている時は、結果が駄目だった場合も想定してアドバイスをするものです。
名無しさんの場合は、その時の思いつきでアドバイスができてしまいますので、無責任なアドバイスも出来てしまいます。それは、交流ができていることになるのでしょうか。
誰かを誹謗中傷する時も、同じだと思います。
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