日本では血液型占いが信仰されているので、ほとんどの人が自分の血液型を把握しているだろう。

だがアメリカの場合、自分の血液型を知っている人は意外と少ない。

クエスト・ダイアグノスティクス社がアメリカの成人1004人を対象にアンケート調査してみたところ、自分の血液型をちゃんと答えられたのは57パーセントでしかなかったそうだ。

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自分の体に関する数値は把握するべき

ちなみに同社では他にもアメリカ人を対象に面白いアンケートを行っている。

子供時代の電話番号を思い出せた人は55パーセント、長ったらしいWi-Fiパスワードを覚えている人は74パーセント、銀行口座の貯金額を把握しているのは75パーセントだった。

血液型のみならず、自分の体に関して良く把握しているという人も少なかったようだ。コレステロール値や血糖値を答えられたのは、5人中2人未満だった。

こうした値が病気のリスクを知らせる大切な指標であることを考えれば、定期的に検査して知っておく必要があるだろう。

自分の体に関する数値”をきちんと把握し、すぐに確認できるようにしておくことは、医療者や介護者とコミュニケーションを図るうえでとても大切なことだ。

血液型を把握するメリット

O型が輸血される緊急事態を除けば、輸血や手術に先立って必ず血液型検査が行われ、あなたの血液型マイナー抗原が特定される。

血液型を知っておくことが大切なのはそれだけの理由ではない。

たとえば新生児のRh式血液型が母体のものと合わないとき、溶血性疾患を発症する。

また血液型によっては、血栓、心疾患、特定の種類のがん、重度の下痢、虫刺されといったリスクが増大することもある。

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ほかにも自分の血液型を知っておけば、いざというときに献血をして人助けをすることができる。

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特に需要が多いのはO型であるが、血液バンクは折に触れて特定の血液を募集している。だが、そもそも自分の血液型を知らなければそれに応じることもできないだろう。

海外では、自宅で簡単に血液型を診断するキットが販売されている。Amazonでも売られていて値段は800円ほど、2分で結果がでるという。

日本の場合には、献血に行くか、病院で調べてもらうのが手っ取り早いのかな?

ちなみに私は高校までO型として育てられたが、高校の時の献血でA型であることが判明した。赤ちゃんの時の血液検査ってたまに間違うことがあるらしい。1歳未満では採血して抗原と抗体の反応を調べる通常の検査方法だと、正確な判定結果が得られないことがあるそうだ。

 

引用元

https://news.nicovideo.jp/watch/nw4706397

意外ですね。やっぱり知らない人は多いような気がしますね。

 

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