・香港人のチャン・トンカイ容疑者は昨年、台湾旅行中に妊娠中の交際相手を殺害したとして、台湾で指名手配されました。
・香港に逃げたチャン容疑者は、香港と台湾の間には身柄の引き渡しを可能にする協定がないため、台湾警察は同容疑者を逮捕することができなかった。
・この事件をきっかけに香港政府は、犯罪容疑者の身柄を、中国本土を含め同国全域への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案を提出して、これが香港住民から激しい反発を呼び、結果的に大規模な抗議デモへと発展した。

 

この事件をきっかけに香港政府は、犯罪容疑者の身柄を、中国本土を含め同国全域への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案を提出。これが香港住民から激しい反発を呼び、結果的に大規模な抗議デモへと発展した。

チャン・トンカイ容疑者は昨年、台湾旅行中に妊娠中の交際相手を殺害したとして、台湾で指名手配されました。その後チャン容疑者は、香港に逃げ帰ってしまいました。この事件をきっかけに香港政府は、犯罪容疑者の身柄を、中国本土を含め同国全域への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案を提出しました。これが香港住民から激しい反発を呼び、結果的に大規模な抗議デモへと発展して、終わりの見えない現状に至っているとのことです。
この事件がきっかけということを日本のメディアは、何故か報道していません。香港政府が、「逃亡犯条例」の改正案を提出したことが始まりでニュースに流しています。
この殺人事件が発端なら、逃亡犯の引き渡しで殺人事件などの犯人だけが適応されて、政治犯は除外することを明文化することで、香港政府も香港市民も納得できるのではないでしょうか。この事件を材料に、中国政府がこの事件を利用して、画策しているのなら別なのかもしれません。
世間は、このように全く違った事件がきっかけで、香港のデモのように大きくなってしまうのですから、とても怖いと思います。何でも根本を見極めて、悪用されないように法整備をしていくことが大事なことだと教えていると思います。
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