あわや“運び屋”として利用されるところでした。「旅ブログ」の執筆を依頼された日本人の男性がタイで荷物を受け取りましたが、その中には大量の覚醒剤が隠されていました。
「日本人の男性が渡されたスーツケースの中には、覚醒剤、そして覚醒剤を染み込ませた衣服などが隠されていました」(記者)
タイの警察などによりますと、30代の日本人の男性会社員は今年11月下旬、「体験ブログを書けば無料で旅行できる」というインターネット広告に応募しました。そして12月4日に東京駅で旅行会社のスタッフを名乗る外国人とみられる男から現金40万円を受け取り、バンコクに向かうよう指示されました。
バンコクに着いた男性は別の男から、今度は上海経由でドイツ・フランクフルトに向かうよう指示され、「忘れ物を届けてほしい」とスーツケースと現金2000アメリカドルを手渡されました。
不審に思った男性はバンコクの日本大使館に行き、相談、現地の警察が調べたところ、スーツケースの中から覚醒剤の結晶が見つかったほか、衣服やタオルには液体状にした覚醒剤が染み込ませてあったということです。捜査関係者によりますと、今回押収された覚醒剤の日本での末端価格は6億円以上にのぼるとみられるいうことです。
タイの警察は、男性にスーツケースを渡したイラン国籍の男を逮捕。犯行グループに日本人がいる可能性もあるとみて、今後、日本の警察と協力し、全容解明を進める方針です。
引用元
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3545679.html
日本人は運び屋にされやすいので気をつけなければいけませんね。