・大阪市を廃止し、特別区に再編する大阪都構想で、現在の24の区名と「区役所」の呼称が、再編後の地域自治区事務所の名前として引き継がれることが分かりました。
・都構想について話し合う24日の法定協議会に諮り、制度案(協定書)に反映させる方針だそうです。
・しかし、新たに設ける特別区の本庁舎と地域自治区事務所の名称が一部重複するため、分かりにくいと否定的な意見もあります。

 

区役所名の継承を提案した公明のある議員は「一見ややこしそうなのは確か。これから議論したい」とした。

大阪都構想で、現在の24の区名と区役所の呼称が、再編後の地域自治区事務所の名前として引きつがれるようで、そうなると新たに設ける特別区の本庁舎と地域自治区事務所の名称が一部重複してしまうため、分かりにくいと否定的な意見もあります。
たとえば、特別区としての天王寺の場合、本庁舎は現在の阿倍野区役所に置かれることになっているのですが、同じ建物の中に「天王寺特別区役所」と地域自治区事務所の「阿倍野区役所」が併存してしまい、さらに現在の天王寺区役所に地域自治区事務所の「天王寺区役所」が存在するという、混乱する状況になってしまいます。間違いなく住民は戸惑ってしまいます。
大阪都構想のメリットは数多くありますが、住民が住みにくくなってしまっては本末転倒だと思います。住民からすれば、このような分かりにくいことが起きると知らされたら、賛成に投票することはないでしょう。政治上のメリットをいくら説明されても、現実の生活に不便が生じることが分かったら、どうしても反対票になってしまうと思います。
大阪に住む人たちにとって、住みやすくなることは、大阪都構想の必須条件なのです。
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