・セブン&アイ・ホールディングスのスマートフォン決済アプリ「7pay(セブンペイ)」の不正利用問題で、同社の安全対策の甘さに疑問の声が広がっている。
・トップが安全対策の基本ともいえる携帯電話やスマホのショートメッセージでパスワードを送り本人確認する「2段階認証」を十分に知らなかったとの疑惑も浮上。
・不十分なセキュリティー対策に被害者だけでなく、キャッシュレス決済を推進する経済産業省も憤っている。

 

セブン&アイ・ホールディングスのスマートフォン決済アプリ「7pay(セブンペイ)」の不正利用問題で、同社の安全対策の甘さに疑問の声が広がっている。そもそも、トップが安全対策の基本ともいえる携帯電話やスマホのショートメッセージでパスワードを送り本人確認する「2段階認証」を十分に知らなかったとの疑惑も浮上。不十分なセキュリティー対策に被害者だけでなく、キャッシュレス決済を推進する経済産業省も憤っている。

セブン&アイ・ホールディングスのスマートフォン決済アプリ「7pay(セブンペイ)」の不正利用問題で、同社の安全対策の甘さに疑問の声が広がっています。そもそも、トップが安全対策の基本ともいえる携帯電話やスマホのショートメッセージでパスワードを送り本人確認する「2段階認証」を十分に知らなかったとの疑惑も浮上。不十分なセキュリティー対策に被害者だけでなく、キャッシュレス決済を推進する経済産業省も憤っています。
セブンペイの不正利用の記者会見で、社長が「2段階認証」を知らなかったことが浮上したのですが、とても不思議です。社長が知らなかったことはもちろんですが、セブンぺイのシステムを作る時の現場も知らなかったのでしょうか。
もし社長が知らなかったとしても、システムを構築する段階で話は出ているはずです。
問題はシステムの構築のなかで、出てきたはずの「2段階認証」を必要がないと判断したことです。
これを知らなかった社長は、判断をしていないでしょう。判断をしていれば「2段階認証」の質問が記者会見で出た時にすぐに答えられたはずです。
このような基本的な問題に気づいていないのは、家の鍵を付けない性善説で物事を考えてしまうからなのでしょう。でも現実は、性悪説で考えておかないといけない世の中になってしまっているのです。
家に鍵をかけないと、泥棒は必ず家に入ってくるのです。
これでキャッシュレスへの歩みが停滞してしまわないことを願います。
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